エッセイ

森博嗣さんの『やりがいのある仕事という幻想』


こんにちは

森博嗣さんはミステリー小説だけでなくて、エッセイなども多く出版されていて、最近本屋でもよく見かけます。

前にも、このブロブでレビューしてますが、今回は『やりがいのある仕事という幻想』というエッセイを買って読んだのでブログします。

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どうしてやりがいのある仕事を森博嗣さんは幻想というのか?

森さんは、現在作家としての仕事は1日1時間しかされてないそうです。

人生はなんのためにあるのか?

森さんの考えでは、好きなことをするためにある。

森さんは、決して文筆業が好きではなくて、『できること』と捉えられてます。

つまり

  • 好きなことは趣味
  • できることは仕事

よって、仕事をすることが人生の目的では決してないという考えです。

仕事をしていると偉いのか?

現在は職業に貴賤は無いと言われる様に、仕事によって差別されることは、公にはみとめられない。

しかし昔は、参政権が無職の人になかったり仕事している人が偉いと思われていた。

なんとなく、今でもやりがいのある仕事をして、社会に貢献するひとが偉いと思われがちだと思います。

しかし、森さんの理論からは、そうした思い込みは捨てるべきということになります。

仕事の流動性

森さんの理論では、そもそも仕事というものは減ったり増えたりするもでで、そうしたことで人を評価するのはおかしいということになります。

例えば、線路を作るという仕事は、それが完成すると無くなります。

あとは、管理する仕事だけが残ります。

線路を作るときは大勢の人が必要ですが、管理は少人数で可能です。

それと、社会の状況変化で自然と衰退する業種と、忙しくなる業種が出てくる。

例えば、ネット社会になると、テレビ、新聞などは衰退、コンテンツ産業は逆に需要が増えるでしょう。

そもそも、やりがいのある仕事とは?

物事をやり終えたり、小さな成功があったら、お祝いをして、酔っ払ってよかったと喜ぶ。

それが仕事の楽しさ、やりがいと勘違いしがちだが、そうではないと森博嗣さんは言う。

人生におけるやりがいというものは、決して与えられるものでは無い。

学生が、就職面接で、やりがいのある仕事がしたい、と言ったとしても、入社して会社からやりがいは与えられない。

やりがいは自分で作り、育てるものである。

時には、逆に会社や周囲の人から止められたりする。

本来自分のどうしてもやりたいことだから、困難を乗り越えようと努力する。

そこに、1番のやりがいが存在すると言います。

結局、仕事というものに拘る必要はないということ

結局、森博嗣さんが言いたいことは、仕事というものは、流動的だしどうなるかわからないもの。

人の評価を気にしすぎて、自分のやりたいことを見失ってはいけない。

やりがいとは、自分のやりたいこと、好きなをするということである。

感想

仕事が絶対と思わない方が良いというのは賛成。

仕事は、できることをすれば良い。できないことは人に任せるというのも賛成だが、中々そのとおりできないもの事実。

自分を見失わない様に、仕事以外に好きなことをシッカリする(森さんは収入の10%を好きなことに充てる)ことも重要。

  • この記事を書いた人

bouzu-masa

50代 性格は内向的ですが、なんとかこの歳までサラリーマン生活を続けてます。経験をふまえて、同じ性格に悩む方に役立つ情報を発信します。趣味:読書、walking

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