こんにちは。
私は50代で、結婚して20年を過ぎました。
嫁が怖いと思うことは、30代、40代の時には多かったと思います。
未だに怖さはありますが、お互い歳をとってきて少しずつ怖さは和らいできていると思います。
比較的最近結婚された男性に役立つ様な、お嫁さんが怖いと思った時の対処法などをお伝えしたいと思います。
主に、黒川伊保子さんの著書「妻のトリセツ」を参考に、実体験を踏まえてブログします。
周産期、授乳期には特に要注意
この時期の女性は、満身創痍です。
この時期に不用意な一言を吐くと、一生繰り返し責められます。
私も、妻が出産の直前に、知り合いから「出産に立ち会っている時、絶対寝るな。一生言われるぞ』とアドバイスをもらいました。
その点については、実行して大丈夫でしたが、その後も様々な注意点があって、地雷を踏むこと度々でした。
周産期、授乳期の夫の禁句
周産期、授乳期の禁句をまとめておきますので、是非これからお嫁さんが出産を控える旦那さんは、参考にしてください。
男は悪気が無くても、女性を傷つけてしまうかもしれないと特に肝に命ずるべきです。
- つわりの時に---『つわりは、病気っじゃないって、お袋は言ってたよ』
- 出産後---『あっという間におわったね』『楽なお産で良かったね』
- 育児の大変さを愚痴られた時に---『俺の方がずっと大変』『1日中家に居るんだから(できるでしょ)』
などなど『妻のトリセツ』より
女性は、この時期大変でそれを分かって欲しい、共感して欲しいと思ってます。
間違っても、大変じゃないみたいな発言や、自分の方が大変みたいは発言は控えるべきです。
論理的に反応したりもダメです。
奥さんの大変さを心から理解することです。
そうすれば、自然と共感を示す言葉がでてくるはずです。
なかなか難しいですし、自分もできてなかったと思いますが、この時期は特にこうした心がけが重要です。
名も無き家事に気づいて妻をねぎらう
これも、『妻のトリセツ』に書いてあったことで、なるほどと思いました。
男はどうしても、「嫁は1日家にいて(主婦の場合)家事もそんなに無いし、楽で良いなー」などと考えがちです。
しかし、それは大間違いで、間違えてもそんなことを匂わせてはいけません。
炊事、洗濯、掃除など名のある家事だけで無く、なも無き家事が沢山あります。
それも含めて、嫁の大変さを理解し、労わなければなりません。
名も無き家事の例
例えば、ゴミ出しの場合。
私も、ゴミの日には、ゴミ出し場までゴミを持ってゆきます。
しかし、このゴミ出しという名のある仕事の周辺には膨大な名も無き家事があります。
ザッと挙げます。
- 家中のゴミ箱から、ゴミを集める。
- ゴミ箱を元の場所に戻す。
- ゴミ箱の汚れをきれいにする、あるいはビニール袋をゴミ箱にセッティングする。
- ゴミ収集日を把握する。
- 取集場所のゴミ当番の時は、取集場所の掃除などもあり。
- ゴミを分別する。
- 袋が破れていないか、持ち手が汚れてないかチェックする。
旦那がゴミ出しをしたと思っていても、それ以外にこれくらいのことを奥様はしている。
間違えても、ゴミ出しをしていると、大きな顔をしてはいけないし、自分ができることは探してしないといけない。
できなければ、妻を労わなけらばなりません。
不用意な一言は、認識が甘いから出るのです。

心と裏腹な妻の言葉
これを理解することは特に大切。
言葉面だけ捉えて、素直に反応していては大変なことになります、
「妻のトリセツ」には沢山書かれてますが、少し例を挙げておきます。
- 「あっち行って」ーーーー「あなたのせいでめちゃめちゃ傷ついたの。ちゃんと謝って、慰めて」
- 「勝手にすれば」ーーーー「勝手になんてしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて」
その他の禁句
言ってくれたらやったのに
これも、思わず行ってしまいそうになることの多い反論です。
しかし、これはかなりマズい禁句であると『妻のトリセツ』には書いてあります。
なぜか?
女性は、大切な対象(特に自分の子供など)のことはいつも気にかけて、ちょっとした変化にも反応して、何が必要か、何をして欲しいのか察して、対処する。
これは、女性の本能とも言えるものかもしれません(反論はあるかもしれませんが)。
つまり、女性は言わないでも察して対処してもらうことで、大切にされていると実感することが多い。
言ってからしたのでは遅いのです。
この、女性の傾向を理解するのは大切なことでしょう。
これはなかなか難しい。
私も未だに妻を不機嫌にさせることシバシバです。
妻が、庭仕事などしていて、手伝ったり、一緒にしようとしないで、不機嫌にさせることなど、未だにあります。
分かっていても、嫁の意図を察して、早めに対応することは、長い結婚生活ではそう持続できるものでは無いと思います@

まとめ; 夫にも限界がありそう
女性の傾向を理解して、対応することが大事だとは思いますが、やっぱり限界はありそう。
私も、未だに嫁を怒らせることシバシバです。

「妻のトリセツ」の最後に、私の様な不完全な夫の慰めになる一節がありましたので紹介します。
夫が完璧だと、その放電先が子どもになったり、自分に跳ね返ってうつに転じたりして、危なくてしょうがない。
いい夫とは、「おおむね優しくて頼りがいがあるが、時に下手をして、妻を逆上させる男」にほかならない。
妻の共感脳を理解して、できるだけ頑張ることは必要だが、完全出なくて良いのだと少しホッとしました。
「妻のトリセツ」には、その他も、我々既婚男性が忘れがちなことが、細かく書かれています。
是非、一度お読みください。